上手な医療のかかり方【子ども編】
お子様やお孫様が急に熱を出したり、吐いたり、ケガをしたりすると、どうしたらよいかわからず迷うこともあると思います。そんなとき、大切なお子様やお孫様を守るために知っておきたい、上手な医療のかかり方をご紹介します。
Q&A
子どもが急に熱を出して心配、夜中でも受診していいですか?

夜間・休日は医療提供体制が十分でなく、検査ができなかったり、待ち時間が長くかかることもあるため、緊急性が高くなければ、家で様子を見て、診療時間内に受診した方が良いかもしれません。
しかし、判断に迷ったときは「♯8000」に電話をしましょう。
小児科の医師や看護師が相談にのってくれます。
*国が実施する電話相談事業です。
かぜ気味なので、念のために抗生剤をもらっていいですか?
風邪に抗生剤は効きません。
実は私たちが風邪だと思っている多くは、菌ではなくウイルスによって起きています。
抗生物質は細菌をやっつける薬なので、ウイルス感染の風邪には効きません。
抗生物質を適当に飲むと、多剤耐性菌が増えて感染症が治りにくくなり、抗生物質が効かない病気がひろがってしまいます。
医師に抗生物質の処方をねだったり、親の判断で子どもに飲ませるのは危険です。
診察を受けて、必要な薬を、きちんと飲ませましょう。
子どもの医療費はタダだし(または安いし)、気軽に受診してもいいですか?
子どもの医療費の窓口負担が無料または少ない理由を考えてみましょう。
小学校入学前の未就学児の医療費の8割、就学後は7割を健康保険組合が負担し、残りの2~3割を市町村等が負担しています。
しかし、一見、無料で受診しているように思いますが、それは違います。
健康保険組合の負担分は加入者の皆さまの健康保険料から支払われ、市町村等の負担分は皆さまが支払っている税金で賄われています。
ということは、タダだからと必要以上に病院受診すると、皆さまの負担も増えることに繋がります。
適正受診にご協力ください。
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