重症化予防対策事業

生活習慣病重症化予防対策

健診結果を見て「血圧・脂質・血糖が少し高いけれど大丈夫かな」と思ったことはありませんか。
生活習慣病は、自覚症状が少ないですが、放置すると、心筋梗塞・脳卒中・腎不全などの重い病気につながるおそれがあります。
当健保では、健診結果や医療機関の受診状況をもとに、生活習慣病の重症化リスクが高い方へ、受診や治療の継続をおすすめするご案内をします。対象となった方には、Pep Up通知や書面でお知らせします。通知が届いた場合は、早めに医療機関を受診し、医師にご相談ください。

生活習慣病の放置をしないことは大切です!

① 生活習慣病重症化予防通知(web)

早目の受診が必要な被保険者の方へPep Upで通知をします。

通知が届いた方は、健診結果を持って早く受診をしましょう。

  • 対象者:会社の健康診断結果で血圧・血糖・脂質の値が高く、健診後3ヵ月間に受診が確認できない方。
    被保険者の対象者のみにPep Up通知が届きます。
項目 当健保の受診勧奨値 受診勧奨値 設定基準
血圧 収縮期血圧 160以上 (mmHg)
  • 収縮期血圧160以上、拡張期血圧100以上は、高血圧Ⅱ度であり、すぐに医療機関の受診をすすめる値(高血圧の診断基準は140/90以上)
  • 120/80未満の人と比べて約5倍、脳卒中や心臓病に罹りやすい値
拡張期血圧 100以上 (mmHg)
脂質 中性脂肪 500以上 (mg/dl)
  • 500以上は早期の医療機関の受診がすすめられている値
  • 血液中の脂肪が多く、放置すると急性膵炎になる可能性があることが分かっている値
LDL 180以上 (mg/dl)
  • 180以上は、早期に医療機関の受診がすすめられている値
  • 100未満の人と比べ3~4倍、心筋梗塞や狭心症に罹りやすいことが分かっている値
血糖 空腹時血糖 126以上 (mg/dl)
  • 空腹時血糖126以上、HbA1c6.5以上は糖尿病の可能性が高く、10年後に合併症を起こす危険性が高くなる値
HbA1c  6.5以上 (%)
  • ※出典:厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」
    別途資料「血圧高値に関するフィードバック文例集」「脂質異常に関するフィードバック文例集」「血糖高値に関するフィードバック文例集」

通知日:会社の健康診断後から約6ヵ月後

(健康保険組合が健診後3か月間の受診の有無を確認できるのは健診後約6ヵ月後のため)

健康診断 Pep Up通知が届く月
4月 10月上旬
5月 11月上旬
6月 12月上旬
7月 1月上旬
8月 2月上旬
9月 3月上旬
10月 4月上旬
11月 5月上旬
12月 6月上旬
1月 7月上旬
2月 8月上旬
3月 9月上旬
  • ※ スケジュールは標準的な配信時期の目安となります。

    医療機関や事業主から当健保組合への健診結果データの提出が遅れた場合、通知の配信時期がこの通りではなく、遅れて配信される場合がございますのでご了承ください。

通知確認方法

【 携帯電話の場合 】

  • ①Pep Upにログイン
  • ②メディカル > 健康状態 > あなたの健康に関する大切なお知らせ

【 パソコンの場合 】 下記、イメージ画面あり

  • ①Pep Upにログイン
  • ②ホーム画面の上部赤枠 > わたしの健康状態 > あなたの健康に関する大切なお知らせ

メール、ホーム画面、わたしの健康状態のページで通知されます

注)アプリやウェブサイトのアップデートによって文言やアイコンの位置(上部赤枠など)が微細に変更されることがあります。

受診方法

  • ①病院を予約する。かかりつけ医がない場合は、Pep Upの通知画面から病院を探すことができます。
  • ②会社の健康診断結果、またはPep Upの健康診断結果を病院へ持参し医師に確認してもらう。
    【 携帯電話で医師に健診結果を見せる方法 】
    Pep Upにログイン>メディカル>健康状態 健康診断結果が表示されます

② 継続通院勧奨通知(紙)

すでに生活習慣病で治療中の方は、生活改善をしながら「治療を継続すること」が重症化を防ぎます。
そこで治療中断されている可能性がある方に、封筒をご自宅へお届けします((株)JMDC委託)。
封筒が届いた方は、必ず通知をお読みになり、早目の医療機関の受診をお願いします。

対象:毎年6月時点の健保加入者で下記に該当する方

  • 前年度5月~当年度4月の医療機関への受診状況において、生活習慣病で生活習慣病薬の処方があり、最後に処方された月から4ヵ月以上、受診したことが確認できない方
    • ※最後に処方された月から4ヵ月以上と定義する理由:生活習慣病薬の処方日数は90日(約3ヵ月)を超える処方は非常にまれのため、4ヵ月以上を受診していない方を「治療中断の可能性あり」としています。
  • (対象外)
    がん、メンタル疾患、てんかん、妊娠・産褥、虚血性心疾患や脳血管疾患、腎不全等の生活習慣病合併症で受診状況が確認された方は、これらの治療を優先とするため通知対象外です。

通知月:毎年8月

  • ※医療機関からのデータ反映には数カ月かかるため、当年度5~7月で受診を再開された方にも、行き違いで通知が届く場合があります。既に受診されている場合はご放念ください。

慢性腎臓病重症化予防対策

慢性腎臓病(CKD)とは、腎機能が慢性的に低下したり、尿たんぱくが継続して出る状態をいいます。自覚症状がほとんどないまま進行し、重症化すると人工透析が必要になる場合もあります。
当健保では、重症化予防対策の一環としてCKDが疑われる方に対しい医療機関への受診をお勧めするご案内を対象者のご自宅へ送付いたします。

対象者

特定健康診査等受診者のうち、eGFR※(腎臓のろ過能力を調べる数値)60未満の方、さらに尿たんぱくが(±)以上、eGFRの低下スピードが速い方で、腎機能に関する疾病が未治療と思われる方

  • ※「eGFR値」とは、血液中のクレアチニン値に年齢・性別の条件を加味し推計された値であり、「60未満」で腎臓の機能の低下が疑われます。
ご存知ですか?慢性腎臓病

受診勧奨通知

以下、受診のお勧め通知例

受診勧奨通知

特定健康診査等の検査結果から腎臓の状態をチェックしてみましょう

特定健康診査等の検査結果から腎臓の状態をチェックしてみましょう

緑色のステージを基準に、黄色、オレンジ色、赤色の順にステージが上昇するほど腎機能が大きく低下していることを示しています。オレンジ色、赤色に当てはまる方は、かかりつけ医に相談しましょう。(参考:日本腎臓学会編 CKD診療ガイドライン2023)

  • ※糖尿病など持病をお持ちの方は主治医にご相談ください。
  • ※あなたの年齢と性別、血清クレアチニン値でeGFRをチェックすることができます。
    詳細は、日本腎臓病協会のページをご覧ください(新しいウィンドウで開きます)。